2016年10月18日(火)
毎週火曜日の聖研、今日も守られたことに感謝いたします。
ティモシー・ケラー、キャシー・ケラー共著の『結婚の意味』をもとに
結婚について学び分かち合いのひと時を持つことができました。
本日のテーマは「結婚の使命(前半)」でした。
毎週火曜日の聖研、今日も守られたことに感謝いたします。
ティモシー・ケラー、キャシー・ケラー共著の『結婚の意味』をもとに
結婚について学び分かち合いのひと時を持つことができました。
本日のテーマは「結婚の使命(前半)」でした。
...いきなりですが、
結婚はなんのためにをするのですか?
結婚のそもそもの目的、
神が定めた結婚の使命というものを今日は学びました。
・・・・・・・・
聖書では、結婚の目的の答えを、
「友情である」という原則から始めています。
そもそも友情とはなんでしょう・・・?
結婚は恋愛や愛情、友情と違うでしょう、
と普通ならそう思いますよね。
どういうことでしょうか。
創世記で神さまはすべての創造物を「良し」とされました。
ただ一点、アダムが一人ぼっちでいること以外は。
「人が、ひとりでいるのは良くない。
わたしは彼のために、彼にふさわしい助け手を造ろう。」創世記2章18節
ここでいう「助け手」とは、
原語で「エゼル(助け手なる友、友人を意味する言葉)」と言うそうです。
助け手となる友。それが伴侶であると書かれています。
では、世間的に見る「友情」とこの聖書が語る「友情」はどのような違いがあるのでしょうか。
ケラー氏は聖書から友情の特徴を三つに分けて教えてくれています。
友情の特徴①「継続性」
「友はどんなときにも愛するものだ。兄弟は苦しみを分け合うために生まれる。」 箴言17章17節
真の友は必要ならいつでも助ける余裕がある、苦しい時であっても継続するものです。
友情の特徴②「裏表の無さ、率直さ」
「香油と香料は心を喜ばせ、友の慰めはたましいを力づける」箴言27章9節
本当の友は、互いに励まし合い、愛情深く認め合うことができますが、
「憎むものが口づけしてもてなすよりは、愛する者が傷つけるほうが真実である」箴言27章6節
「鉄は鉄によってとがれ、人はその友によってとがれる」箴言27章17節
とあるように、互いに身が引き締まるような批判も厭いません。
価値観の違うをぶつけ合い、一緒に成長することができるのです。
友情の特徴③「共感」
「君もなのか!」という驚きが、友情の本質だと
C.S.ルイスは言っています。
共通点を見つけると、一気に親近感がわきますよね。
共通の趣味があると友情は芽生えやすいものです。
誰とも共有できないと思っていた情熱を、他の誰かと分かち合えた時の驚きと喜び。
ここに友情の核心があるわけです。
特に、クリスチャン同士のであれば、
「神の似姿に変えられる」という約束、信仰を共有できます。
聖書の約束に強く魅かれるほどに、
同じ情熱を持つ人との出会いに喜べるわけです。
この、神の愛による結びつきという友情の、
模範となる方が私たちの最愛の友となってくださっています。
そう、イエスさまです。
イエスさまは私たちの友となってくださいました。
同時に、自己犠牲を厭わない愛を示してくださいました。
イエスさまは神であり、霊的な意味において夫でもあり、
また、神であり友であると、パウロが解き明かしています。
夫と妻は、イエスさまと私たちがそうであるように、
恋人でもあり、友でもあるという、
どのような人間関係にも増して深く、強い関係性を持っています。
燃えるようなロマンス、恋愛感情も素敵です。
地位や容姿、共通の趣味があることも、魅力的です。
しかし、それらは永遠普遍のものでなく
一瞬のうちに消え去るものがほとんどです。
肉体も、感情も、境遇も、すべてうつろいゆくものです。
そういったものを夫婦のつながりとして選ぶなら、
結婚はなんとも儚く脆いもの。
けれども、互いに「神さまと友に歩む人生」という共通のゴールがあれば、
単なる恋愛感情の延長線以上の関係となり、
霊的な意味においての友情としても結び合わされます。
そして夫婦は、状況に左右されにくく強い絆を得て、
結婚はとても祝福されたものになっていく。
そう学ばされた夜でした。
みなさんは、何のために結婚しますか?
結婚に、何を求めますか?
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